FINAL FANTASY VII Advent Children

今朝会社にきたら、僕宛にDVDが届いていました。何だろうと思って小包をあけたら Final Fantasy VII Advent Chilren が入ってるじゃあーりませんか。えええ。

先日、Life is beautifulの中島さん(UIEvolutionのCEOで、スクエニの Senior VPなお方)が遊びにきてくださって、ひょんなところからゲーム話で盛り上がったんですが、そしたらお土産にと送ってきてくれたという。ちょうど週末にツタヤに買いにいったら売り切れで、アマゾンのカートに突っ込んであったところで。グッドタイミングすぎる。

このDVDはゲームじゃなくて、スクウェア・エニックスが作った映像作品。フルCGによる映画ですね。渋谷の109の壁面にどでかい広告が出てたりしますし、知ってる方も多いと思います。主人公クラウドの内面と成長を描いた良作であるところのFF7、その2年後の物語という世界設定です。デモムービーを観たことがあるのですが、制作期間に数年を要したとのこともあって、よくもまあこんなムービーを作ったもんだと感心してました。

FF7は確か僕が大学一年生の頃、当時18歳だったので、ちょうど10年ぐらいですね。PSで発売された最初のFFで、ゲームショウで初めて観たときに当時の周囲のゲームとは比較にならないほど映像が綺麗でびっくりしたのを覚えてます。ナツカシス。確かマスターマテリアを作って全員レベル99にしたような気がする...いま思うとよくそんな時間があったもんだ。

夕方ぐらいに、会社のプロジェクタで上映会をしたいと思います。

ネットゲーオタに戻りたいときもある

中島さんとゲームの話題でもりあがった、と先の話に書いたのですが、内容の方はオンラインゲームの話でした。FF11をやってる中島さんに、僕が Ultima OnlineEverQuest をやっていた頃の体験談なんかを話しつつ盛り上がったわけですが。

当の僕もFF11は、PC版が発売してまもなくしてから購入しました。ボーナスを握り締め、秋葉原を右往左往しパワー自慢のハイスペックPCを、FF11のために組み上げました。それで、UO や EQ を一緒にやってた友達がいるサーバーにログインして、彼らの手ほどきをうけながらレベルアップに励んだわけですが、ほどなくやめてしまいました。ゲームがつまんなかったから、じゃなくて「このまま続けたらまずい」という直感が働いたからなのでした。

UO や EQ、StarCraft にはまってたころはまだ学生で時間もたくさんあったし、昼に学校にいきつつコンビニでバイトして、帰ってから朝までゲームみたいなことをやってもそれほど私生活には支障はなかったわけです。なんでそこまでしてゲームするんですかってそれは楽しいからに決まってるんですが、実はそれだけじゃないんですよね。

最近のオンラインゲーム、特に MMORPG は、他プレイヤーとの関わりを強く要求されます。自分が戦士の職業を選んだとして、冒険するためには僧侶や魔法使いが必要で、それら職業を選んだほかのプレイヤーと一緒に行動しないといけない。月曜日に戦士の剣を取るために朝まで一緒に遊んだとしたら、次の日は一緒にパーティを組んだ僧侶のためにログインしてあげないと...と、おかしな話ですが、ゲームからプレイヤーに対して、ログインしなさいよと強制力が働くんです。

僕がはまったゲームの中で、他者との関係が最も強く要求されたのが EverQuest で、FF11 はそれを参考に作ったとゲームプロデューサー自らが公言していた通り、その辺の事情が EQ によく似ていました。

ということで、片足を突っ込んだところで封印したわけですが、中島さんと話しをしていたらまたいつかそんな生活に戻りたいなあなんてこともちょっと思いました。なんていうかですね、ゲームをしててアドレナリンが出るような感じ、あれはオンラインゲームでしか味わえない感覚なんですよね。一方で脳内物質が溢れ出んばかりにのめりこむためにはそれなりの対価としての時間を払わないといけない。現状の生活ではそれは無理だなあと思うわけで、近頃はプレステ2でちまちまとRPGをやってたりします。

ウェブ上の掲示板やIRC、メッセを使いながら他のプレイヤーとコミュニケーションをとってインターネットそのものをゲームの遊び場として使っていた当時がとても懐かしいし、あれはほんとに面白かった。

いつかまたそんぐらいどっぷりとオンラインゲームに浸かれるぐらい、時間に余裕ができたらいいなあ、と思います。

World of WarCraft やってみたいなあ...。