1見出し1ページの隠された裏側

昨日、1見出し1ページの機能をリリースしました。いままでは見出しへのリンクは # 付きのアンカーになっていましたが、1見出し1ページも選べるようになりました。これで、同じ日に複数の話題を書いても、それを個別のページに切り分けることができます。(1見出し1ページに設定しておくと、特に自分の日記にリンクしてくれる人が喜んでくれるかもしれません。)

この1見出し1ページ機能は、単に1見出し1ページになっているだけではないのにお気づきの方は鋭いです。見出しを個別のページとして表示した場合の、ウィンドウのタイトルを見てください。ちゃんと、見出しのタイトルが出ていますよね。「naoyaの日記 - 1見出し1ページの隠された裏側」みたいに。(あと、日付をクリックした先のページでも、タイトルが入力されていればそれを表示するようになりました。)

これ、地味なようですが結構大きいんです。GoogleYahoo! で検索した場合の検索結果はページのタイトルが出ますよね。例えば「ドラクエ レベル上げ」とかで Google 検索したときに、

と出ていたら、どちらがより多く参照されるでしょう? また、そのタイトルをクリックしたときに、ドラクエ8のレベル上げ方法と東京に雪が降ってきて云々という話題が混ざっているページが表示されるよりは、ドラクエ8のレベル上げ方法だけが表示されたほうが嬉しいですよね。

SEO的にも、ページの title に「ドラクエ」が入っていたほうがポイントが高いのです。また、# つきのリンクは # を無視されて Google、Yahoo に拾われますが、1見出し1ページであれば個別のページが拾われるという点も見逃せません。

実は、昨日から日記のタイトルに「はてなダイアリー」が付かなくなったのも、タイトルが長すぎるからという理由があります。

というわけで、1見出し1ページには結構地味だけど大きな利点があるので、みなさん是非使ってみてください。こんな感じで、検索エンジンに対してはタイトルが重要な役割を果たしますので、意識して読ませるタイトルをつけていくのも手かと思います。

もちろん、はてなダイアリーの今までのスタイルの方がよかったなあという方も多いと思いますので、いままでどおりの # でのリンクも選べるようになっています。どちらでもお好みのスタイルをお選びください。