Binary 2.0 カンファレンス

興味本位で Binary 2.0 カンファレンスに行ってきました。むちゃくちゃ内容が濃いというか、普段目にしないローレベルレイヤの話がてんこもりで、正直 3% も理解できなかった。僕らがいつも追いかけている Web 2.0 がどうしたラピッドな開発がどうしたというのとは全然別世界で、なんだか異世界に足を運んでしまったという感じ。なんていうか、Catalyst が、Rails が、Web API が、とかいうのとはベクトルが全く異なる世界。何年経ってもそう陳腐化しないレイヤを極めてる人たちの世界。

ソフトウェアの開発はますます多様化してるんだなあというのを肌身で感じるのにはとても良いカンファレンスでした。

近頃流行の Lightweight なフレームワークでウェブをどうかっこよく作っていくかみたいなのと、がっちりとした業務アプリケーションをどううまく作っていくかの世界に断絶があるなと皆が感じているのと同じように、バイナリアンな世界との間にも大きな断絶があって、これから先そのどれもが併存して、そのどれにもそれぞれ需要があり、でもその需要というのはその世界に住んでいる人じゃないとなかなか理解できないけど、それぞれにプロフェッショナルがいるという風に進んでいくんだろうなあ、と感じたカンファレンスでした。