第2回 アルゴリズムイントロダクション輪講

今日は id:motemen 主催のアルゴリズムイントロダクション輪読会 第2回でした。

現在弊社では今年のインターンシップを 2回目(年に2回のうちの後半) 開催中ですが、先月まで来てくれていたインターン一期生も数名輪読会に参加し、東京オフィスからも数名参加、お客さんも増えて大変盛り上がりました。

輪講第2回の今日の発表は自分が担当で、内容は「第4章 漸化式」でした。アルゴリズム計算時間の漸近的限界を得るため、再帰アルゴリズムの計算時間の漸化式を解きます。4章では漸化式の解法として置き換え法、再帰木、分類法が紹介されています。

アルゴリズムイントロダクションの第一巻は、前半しばらく計算量の話が続きます。6章からようやくソートアルゴリズムの話に入ります。次回5章は「確率論的解析と乱択アルゴリズム」です。

数学的基礎とデータ構造 (アルゴリズムイントロダクション)

数学的基礎とデータ構造 (アルゴリズムイントロダクション)

  • 作者: T.コルメン,R.リベスト,C.シュタイン,C.ライザーソン,Thomas H. Cormen,Clifford Stein,Ronald L. Rivest,Charles E. Leiserson,浅野哲夫,岩野和生,梅尾博司,山下雅史,和田幸一
  • 出版社/メーカー: 近代科学社
  • 発売日: 2007/03/01
  • メディア: 単行本
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輪講資料ですが、第1回分は http://d.hatena.ne.jp/motemen/20080828/1219893385id:motemen がアップロードしています。自分は今回、はてな記法 + mimeTeX で資料を作ったので、近日中に資料集積所用のグループを作ってそちらにアップロードしたいと思います。

追記

g:introductiontoalgorithms:keyword:080909第4章 漸化式 に資料をアップロードしました。