第11回 Kansai.pm を開催します

3月22日(日) 13:30 から、京都ははてなオフィスにて第11回 Kansai.pm を開催します。

11回目の Kansai.pm は、無理をいって自分が企画を担当させていただきました。Perl が好きな方はもちろん、そうでない方が参加しても面白くまた勉強になるような会にしたいなと思い、調整してみました。

特別講演として、京都大学大学院/プリファード・インフラストラクチャー (PFI) の吉田さんから Cell Challenge について発表していただきます。Cell Challange はマルチコアプロセッサでのプログラミングの腕を競い合うプログラミングコンテストで、ちょうど Kansai.pm 開催日の直前まで開催されています。興奮もそのまま、大会の様子と、マルチコアプログラミングの技法について解説していただきます。昨今はマルチコア環境も当たり前になってきましたし、Perl プログラマもその最適化技法などを知っておくのは有意義でしょう。

ほか、メイントークとして京都大学大学院の伊奈さんに HTML の本文抽出の話、立命館大学大学院のはこべさんにコルーチンの話をしていただきます。

本文抽出の話はすでに CPAN にアップロードされている HTML::ExtractContent がテーマです。このライブラリはサイボウズラボの中谷さんによる Ruby 実装を元に開発されたものです。そのアルゴリズムや実装の詳細、使い方などを解説していただきます。

コルーチンの話は、先日も PerlCoro の話題が盛り上がりを見せてました。そこで"コルーチンとは何か"というところにはじまり、Ruby の Fiber などの話にも触れつつ、「Perl でコルーチンを学ぼう」という話をしていただくことになりました。

ショートトークも数本あります。自分も20分ほど発表したいと思います。つい最近、スペルミス修正プログラム、いわゆる「もしかして機能」の簡単なプロトタイプを作成したので、その仕組みやアルゴリズムについて解説できればと思っています。

ほか、はしもとさんから名札メーカーの紹介、いいむらさんからベイズ理論と POPFile の話、樋口さんからは化学構造情報を扱う PerlMol について、antipop さんから XS プログラミングの話などなどを予定しています。

関西在住のみなさま、Perl プログラマの方もそうでない方も、気軽にご参加ください。