そのページが誰のものなのかを示す識別子を埋め込む仕様を考えています

はてなブックマークに、はてなポイントをインフラにした投げ銭機能のようなものを追加したいと思っているのですが、ポイントを送信できる対象がはてなダイアリーだけでは面白くないし、それ以外のウェブサイトにもポイントを送信できるような仕組みを考えています。
そこで、AmazonのアソシエイトIDやGoogle AdSenseのIDのような、各アカウント毎にユニークなIDを発行してそれをウェブサイト上のどこかに埋め込んでもらえばいいのかなと思っています。その埋め込む方法を microformats で実現したらいいんだろうか、と思ってたのですがどうもそういう用途に使うというのは少し違うような気がしています。

ということで、引き続き投げ銭機能の仕様を考えています。全体的な機能自体の仕様はだいたい固まったのですが、この識別子のフォーマットについて決めかねています。

具体的にどういうことかというと、例えば(はてなダイアリー以外の)blogがあったとして、そこに面白いコンテンツがありました、そのコンテンツにポイントを送信したいな、といったときに、そのページははてなユーザー誰さんのページなのか、というのを識別する識別子をページに埋め込みたいんです。要は、はてなのIDをどういうフォーマットでページに記入してもらうか。

それに micoroformats がそれに使えるかな、と思っていたのですが

microformat仕様を作るときの心得は「pave the cowpaths」だろうと思います。XML.com: What Are Microformats?
つまり、誰もが何度もやっていることをこそまず便利にしよう、と(牛の通り道を舗装する=めちゃめちゃに使われてでこぼこになっちゃってる場所をキレイにする)。世の中にない新しい事柄をホゲるためにhogeってタグを作るってのはmicroformatsの目指すところではないのでしょう。

というトラックバックをいただき、どうやら microformats は固有のサービスの独自仕様のために用いるべきものではない、ということがわかりました。

じゃあもう少し枯れた方法で、と思い HTML の meta タグが使えるかなと思いながら、meta タグの Dublin Core 拡張なんかを見ていまして、例えば

<meta name="DC.creator" content="hatena:id:naoya">

とかでどうだろうと思ったのですが、なんとなくしっくり来ません。(というかこういう使い方をしてもいいものなのでしょうか?)

あるいは、XHTMLであると見立てて名前空間で拡張して

<html xmlns:hatena="http://www.hatena.ne.jp/info/xmlns#">
...
<hatena:id>naoya</hatena:id>
...

という方法もあるでしょうが、XHTML でないコンテンツにこれを埋めるというのが気持ち悪い感じもします。

一番原始的なのは


[]<!-- hatena:id:naoya -->[]

というのをどこかに埋めておいてもらうとかなんでしょうが、ちゃんと HTML の要素として埋め込めるならそっちの方がベターだから、これはあんまりしたくないなあという感じ。

何かいいアイデアやアドバイスをお持ちの方がいらっしゃいましたら是非コメントなりトラックバックなりでご一報くださいませ。